2020年8月5日水曜日

原因が思いつく(わかっている)便秘は心配いらない

便秘にもいろいろなパターンがあるのですが、たとえば弛緩性便秘と直腸性便秘が混合しているケースもあり、自分がどのタイプの便秘なのか、簡単には判断できないことも少なくありません。
ただ、対策を講じる上では、少なくとも機能性便秘なのか器質性便秘なのか、という点だけほ明確にする必要があります。
便秘に効くそば


ですから便秘気味だと思ったときは、自分自身の生活を振り返って、原因がどこにあるのか考えてみてください。まず、転職や引っ越しなどで、生活環境が大きく変わっていないかどうか。あるいは職場での人間関係や、子どもの教育問題などの悩みを抱えていないかどうか。これに心当たりがあれば、一過性便秘や痙攣性便秘の可能性が高いでしょう。

運動不足や不規則な食生活も、当然、便秘の大きな原因です。とくに食事ほ大切で、食物織維が不足していると弛緩性便秘を引き起こします。また、意外に多いのが便意があるのに我慢しているケースです。

たとえば朝、学校や会社に遅れるからといって、トイレに行かずに慌てて出かける人がいます。これを長く続けていると、やはり弛緩性便秘の原因になるのです。まれそれから、これほ稀なケースでしょうが、薬や浣腸の常用も大腸の運動能力を低下させる要因になることがあります。
以上のような原因に思い当たるのであれば、それはど心配する必要はありません。その原因を取り除くことを考えれば、便秘は解決に向かうはずです。