2015年5月7日木曜日

便秘に効果大ヨーグルトレシピ「力スピ海ヨーグルト漬物」

家庭で作れるヨーグルトということで話題となったカスピ海ヨーグルトの始まりは、カスピ海と黒海に挟まれたコーカサス地方。
カスピ海ヨーグルトの人気は、何といっても、他のヨーグルトにはない「とろみ」です。
含まれてい乳酸菌は『クレモリス菌』という種類なのですが、トロトロした粘り気が雑菌が繁殖しないように働くことで腐りにくくなるので、室温で菌を増やすことができるのです。

このカスピ海ヨーグルトに含まれている乳酸菌「クレモリス菌FC株」と、みそに含まれている植物性乳酸菌の組み合わせで、体に良くておいしい漬物が出来上がります。
カスピ海ヨーグルトを漬物床に活用することで、とてもまろやかな風味に仕上がります。しかも、この漬物なら、塩分の摂り過ぎを抑えるのにも効果的です。
私が比べたところ、市販のぬか漬け用のぬか床の塩分量が100g当たり6.9gなのに対し、カスピ海ヨーグルトとみそを組み合わせた漬け床の塩分量は、100g当たり3.6gでした。



カスピ海ヨーグルト漬物の材料(2人分)

  • カスピ海ヨーグルト 120g
  • みそ 60g
以上を漬け床にし、中にお好みで次のような野菜を入れましょう。
  • きゅうり 1/2本
  • にんじん 1/2本
  • セロリ 1/4本
  • 葉キャベツ 1枚
  • なす 1/2本

カスピ海ヨーグルト漬物のつくり方

  1. カスピ海ヨーグルトとみそを2対1の割合で混ぜる。
  2. 1の混ぜたものにお好みの野菜を入れて漬け込む。
  3. 冷蔵庫に入れて一晩で出来上がり。水で軽く洗って食べる。

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2015年5月6日水曜日

現代食で汚染された腸の本来のパワーを取り戻す

過去の日本人の食卓は、穀物を中心として、それこそ「一汁一菜」の質素な食習慣が長く続きました。戦後、高度経済成長が続く中、乳製品や肉類を多く摂取するようになった昭和30年代以降、食生活は豊かになり、平均寿命が飛躍的に延びています。その半面、腸の病気が増加したことも見過ごせない事実です。こちらのサイトによると
大腸ガンによる死亡数は、
  • 1955年…男性2079人/女性2160人
  • 2006年…男性22380人/女性18653人
に増えています。
とあります。とにかく現代人の特徴的な悪い推移です。ですから、長寿を得ながら腸の病気などを減少させるにはどうすべきか、ということを考えなければなりません。そこで、米人- バード大学の博士が提示した地中海型食生活のフードピラミッドを、和食うまくにアレンジしてピラミッドにすると現代人の習慣とうまく合わせたものができあがります。昭和30~40年代の和食に、エキストラ・バージン・オリーブオイルや植物性乳酸菌有食品などの食材をうまく取り入れることがポイントになります。
いわゆる「地中海型和食」のイメージは、昭和30~40年代初頭の日本の標準的な食卓の献立にオリーブオイルを加えたものを想像していただけば、なんとなくイメージが浮かび上がってくると思います。たとえば、昔から日本の食卓に上っていた納豆とエキストラ・バージン・オリーブオイルの組み合わせです。さらに、次のようなメニューを挙げることができます。
  • 玄米に、ゴマ塩とエキストラ・バージン・オリーブオイルをかけたもの
  • サンマなどの焼き魚に、エキストラ・バージン・オリーブオイルをかけたもの
  • マグロのカルパッチョや冷やっこに、しようゆとエキストラ・バージン・オリーブオイルをかけたもの
  • 湯豆腐に、エキストラ・バージン・オリーブオイルをかけたもの
こうしたメチエーなら、誰でも簡単につくれるのではないでしょうか。しかも、どれもおいしくなるのは請け合いです。いくら健康に良いからといっても、やっぱりおいしくなければ続かないものです。そしていくら3昭和のメニューが腸にいいと言ってもライフスタイルに組み込めないのでは全く意味がありません。